きくちのまんま新聞

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部会発足20年 スナップエンドウ好評 高い秀品率と甘味

JA菊池スナップエンドウ部会は2日、出荷本番に向けて目ならし会と栽培講習、現地検討会を菊池市で開きました。本格出荷が11月12日から始まり、秀品率がよく、甘味がありおいしいと市場でも好評です。年末年始に向けて徐々に出荷量を増やしています。

 

 

部会発足20年、部会員戸数15戸、栽培面積130アール。反当り2トン取りを目標に、管理作業、収穫作業に力を入れる。温度、水分管理の徹底で3~4月の出荷最盛期に備えます。2024年産総出荷量25トンを目指しています。

 

 

スナップエンドウ部会早田雅信会長は「出荷前の10月に多発したチョウモ目害虫には心配したが、早めの防除対策の講習や、気候の回復で品質も安定してきた。油断はできないが、講習会等の徹底で、出荷量を伸ばしていきたい」と意気込んでいます。

 

 

A担当の橋口裕幸さんは「温暖化による害虫防除対策など、管理作業は大変だが、生産者の努力で品質は良好。これからが本番、しっかりサポートしていきたい」と話しました。

 

 

年内出荷は週3回で、出荷先は熊本、名古屋方面。出荷は5月中旬まで続きます。