きくちのまんま新聞

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ドローン蹴球競う 操縦技術楽しく学ぶ  菊池農業高校と地域企業

 県立菊池農業高校は9月17日、19日、畜産科学科や農業科、園芸科の生徒ら50人がドローンサッカーを体験しました。楽しみながらドローン操作に慣れ、興味を持ってもらいたいと、近隣の(株)KDS菊池自動車学校の好意により開かれ、生徒らは興味津々で、交代で参加し歓声を上げていました。

 

 

 ドローンサッカーは、球状のプラスチックフレームに覆われた専用ドローンボールを使用し、2チーム(1チーム5人)に別れ、網でつくられた専用の空間で、相手チームのリング状のゴールにドローンボールを入れることで得点を競います。

 

 

 指導したKDSのドローンスクール管理者の福田高士さんは「ドローンによる農業機器も増えている。楽しく操作に慣れることができ、チームワークやコミュニケーション力も育まれるので活用してもらいたい」と話しました。ドローンの特性と可能性を理解する講習もあありました。

 

 

 菊池農業高校は2019年より、スマート農業を深める授業を積極的に取り入れています。農薬散布用の大型ドローンの実演や小型ドローンの小型ドローンの操縦体験、無人ロボットトラクターの市場体験やアシストスーツの試着体験なども行っています。

 

 21年1月には自動操舵(そうだ)補助システム搭載のトラクターと、農薬散布用のドローン(小型無人飛行機)を導入し、スマート農業に対応できる人材を育てています。