きくちのまんま新聞

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パンスグラス出番 短期間出荷に集中

JA菊池管内で、盆用切り花として重宝されるパンパスグラスの出荷が8月2日から始まりました。盆用出荷は8月13日まで予定しており、生産者は短期間出荷に集中します。2L、Lサイズが中心ですが、アレンジ用やドライフラワーとしても人気が高くMサイズの需要も増えています。管内での栽培は38年前から始まり、県内JAでは菊池だけが出荷しています。

 

スイカや露地野菜を栽培する合志市の上野孝次さんは、10年前からパンパスグラスの栽培を始めました。1日500本を出荷されており、上野さんは「今年は梅雨が長引き出穂が遅く、サイズも小さめだが需要はあるので、夏場の収入源として助かっている」と調整作業を進めていました。

 

JAで花き販売を担当する岩下将久郎さんは「例年より5日ほど出荷が遅れたが品質は良好。みずみずしい白銀色は市場でも好評。全体的には2L中心に出荷が出来ている」と話しました。

早生品種は盆過ぎにはサイズが小さめとなり、出荷量も減るがアレンジ用として8月下旬まで出荷。晩生品種は9月だけ出荷します。