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2024.03.20
アスパラガス
基本的な栽培管理の徹底で秀品率、反収アップを目指す JA菊池アスパラガス部会春芽査定会
JA菊池アスパラガス部会は3月7日と8日の2日間、春芽アスパラガス出荷本番を前に出荷査定会を開きました。南部と北部の栽培地域を分けて、細かな出荷規格などを確認。
山田浩晶部会長は「暖冬傾向ということもあり、例年より5日程早く出荷が始まったが、3月に入り冷え込み、出荷量が横ばいとなった。基本的な栽培管理の徹底で高品質確保と出荷規格を徹底し、菊池アスパラをアピールしよう」とあいさつしました。
同部会は今後も定期的な栽培講習会を開き、秀品率、反収アップを目指します。病害虫対策では、登録農薬一覧表を配布し、発生状況に合わせた薬剤選定を行い、安全安心なアスパラガス栽培に取り組んでいます。
JA指導員担当の後藤真智指導員は「県内消費者に菊池アスパラを周知するため、試食宣伝会や県内出荷に力を入れたい。市場との情報交流を密にして有利販売につなげたい」と意欲を燃やしています。
肥料業者による栽培講習も行い、春芽収穫後の作業である立茎のポイントを学びました。県内取引市場の熊本大同青果、熊本東部青果2社を招き、全国、県内の情勢報告も聞きました。