きくちのまんま新聞

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サツマイモ収穫作業ラストスパート 貯蔵で需要期に備える JA菊池甘藷部会

JA菊池管内で、サツマイモの収穫作業が終盤を迎えています。8月から収穫・出荷を始めたJA甘藷(かんしょ)部会は、計画出荷にも取り組みながら、来年6月まで出荷します。

収穫期の現在は日量3~7トンを出荷。貯蔵庫で寝かした貯蔵イモは甘さを増し、需要期の1~3月に日量10~15トンを出荷します。

 

同部会の永田宏治部会長は「天候にも恵まれ、品質も良好で収量も多くなってきた。収穫作業は11月末までかかりそうだ」と収穫に忙しそう。

 

JA南営農センターの西淳史さんは「小玉でのスタートだったが、収穫最盛期には2LL中心と順調に肥大している。需要の多い階級内での収穫を指導している」と話しました。

 

部会で生産されたサツマイモは、市場出荷のほか、ゆうパック販売や輸出も行います。地元ではJAの直売所「大津とれたて市場」で青果用と、焼きいもの販売を予定。また、直売所隣接のJA大津中央支所女性部が運営する「ほりだしハウス」のいも天も人気です。