きくちのまんま新聞

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放置竹林伐採ボランティア 菊池農業高校農業科

熊本県立菊池農業高校農業科の1年生17人、2年生19人は10月中旬、学年ごとに2日間に分かれて放置竹林の伐採ボランティアと粉砕実習を行いました。

熊本県教育委員会の専門高校プロジェクト学習支援事業の一環で、

①地域社会や産業界と協働し、地域課題解決のための実践力を身に着けること

②放置竹林の環境問題や農業生産物の鳥獣被害の現状について学び、その解決に向けた伐採竹の活用について体験的な学習を行うこと

を目的に行っている。

NPO法人菊池公園歴史の森理事長の緒方清樹さんが、竹林の現状と同法人の活動などを語り、竹の伐採と粉砕指導をしました。

生徒らは、竹を伐採するときのロープの結び方や切り方を学び、切り倒した竹は粉砕機で粉砕しました。

2年生の長迫月陽さんは「竹を倒すときに結ぶロープの結び方が難しかった。竹を引っ張ったり運んだりするもの力仕事だった」、松尾勇輝さんは「なかなかできない体験ができ、竹のことを学ぶことができた」と感想を述べていました。

NPO法人の緒方理事長は「伐採、タケノコ掘り、下草刈りや間引きなど、竹林整備には年中作業がある。今日の体験を通して竹林や整備に少しでも関心を持ってもらえたらうれしい」と話しました。