きくちのまんま新聞

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宿根カスミソウ出荷順調 「いい夫婦の日」に向けてシールでアピール

JA菊池北営農センターで、9月上旬から始まった宿根カスミソウの出荷が順調に進んでいます。11月22日の「いい夫婦の日」に向けて、出荷箱に「いい夫婦の日はカスミソウ」の県下統一特製シールを張ってカスミソウをアピール。厳しい検査を経て全国に発送します。

JAカスミソウ販売担当の岩下将久郎さんは「晴天が続き開花が少し早まり、出荷量も増えてきている。県内産地、市場、販売店が協力してPRしていく。また、定期注文も増え、相対取引も開始した」と話しました。フラワーアレンジ用の染めカスミの注文も増えています。

同部会のカスミソウ専門委員会は、地域に合った品種の栽培試験や現地検討会、日持ち試験を重ね、品質向上と日持ちのいいカスミソウを目指しています。専門委員会では、部会員全員の品質を均一化するための出荷前検査の強化で、さらなる品質保持に努めます。

管内の宿根カスミソウ栽培面積の8割を占める主力品種「アルタイル」は、花粒が大きめで、白さが際立ち、アレンジや花束、生花など、幅広い材料として人気。日持ち試験の継続で、菊池のアルタイルは日持ちがいいと市場での評価も高いです。