きくちのまんま新聞

きくちのまんま新聞

冬を彩るシクラメン販売始まる 菊池農業高校園芸科

熊本県立菊池農業高校園芸科草花専攻の生徒が栽培するシクラメンの販売が10月12日から始まりました。赤やピンク、花弁にウェーブが入るものなど、30種類2000鉢が温室にズラリと並び出番を待っています。ボリュームがあり、花もちがいいと人気。

 

同校では、種まきから栽培。1年半をかけてこまめな管理作業を行います。仕上げは専攻科3年生5人が担当し、心を込めて管理しています。

島浦真那斗さん(18)は「花を中心にきれいに咲かせるために葉を寄せる葉組作業が大変。一鉢に5~10分はかかる」と話す。同校では、葉が成長し始めてから仕上げまで葉組作業を7回行う。その作業を多くしたほど葉のボリュームがあり、花もよく咲くという。出口妃香里さん(17)は「管理作業はとても大変だが、買いに来たお客さんが喜んでくれるのがうれしい」と笑顔を見せ作業を進めました。

 

栽培指導をする盛一颯太講師は「シクラメンは暑いと成長が進まない。11月の文化祭にメイン販売するため、昨年から種まきを早めている。今年も猛暑に悩まされたが、生徒らが熱心に管理を行い、良いシクラメンに仕上がっている」と話しました。

販売は学校の温室で、平日の10時から16時、12月まで行います。(なくなり次第終了)11月12日の同校文化祭でも販売。人気商品の一つとなっています。