きくちのまんま新聞

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賞金の使い道は JA菊池チャレコン

JA菊池青壮年部は、JA独自で2016年から始めた「チャレンジ事業コンペティション大会」を5日に開いた青壮年部発表大会の中で開きました。
この大会(通称チャレコン)は、部員一人一人が「自らの経営を考え、所得向上を目指し、刺激し合い、地域を担う農業者として自立しよう」との思いで始ました。自らの経営で取り組みたい事業を具体的に数字などを示してアピール。最優秀賞者にはJAから50万円の賞金が授与されます。地域や農業に貢献する事の出来る将来的に発展性を持ったチャレンジ事業であるかを審査基準とし、事業計画も立てます。

審査員はJA菊池の常勤役員3人と各中央支所担当理事8人の11人が務めました。

今年は4人が発表し、最優秀賞は菊陽支部の阪本貢紀(27)さんが受賞。阪本さんは「ツマソーを取り付けて反収を向上させよう」と題しプレゼン。カスミソウハウスにツマソー(ツマ面換気)を取り付け、温度、湿度を調整し収量増加、品質向上を目指しすと発表しました。阪本さんにはJA菊池青壮年部より10万円、JA菊池より50万円の賞金が授与され、賞金を元手に1年間実践し、来年の大会で成果を発表します。
審査委員長を務めた東哲哉組合長は「盟友自らが声を上げ始めたこの大会は、それぞれの経営を見直すいい機会となり刺激になっているようだ。今後も期待したい」と話しました。