きくちのまんま新聞

きくちのまんま新聞

農業を担う若者を育てよう 就農や農業系大学を目指す生徒の研修会 熊本県教育委員会

熊本県教育委員会は8月21、22日の2日間、就農や農業系大学を目指す「就農教育推進校事業研修会」を県立菊池農業高校を主会場に開きました。熊本の農業に貢献できる若い、農業を担う人材を育てようと県下の高校生に呼び掛け36人が参加しました。

 

研修会では、(株)果実堂代表取締役社長の高瀬貴文さんが「農業の楽しい未来」と題して、セブンフーズ(株)代表取締役社長の前田佳良子さんが「未来のために種をまこう」と題して講演。「いろんなことに挑戦して経験を積んで夢に向かって進んでほしい」とエールを送りました。

 

菊池農業高校畜産科学科3年生の佐藤菜津さん(17)は「高校卒業後は両親の営む養豚をするので、経営のことなど勉強になった」と話し、同3年生の島田こころさん(17)は「繁殖農家の祖父母を見て農業高校に進んだ。将来は人工授精師を目指している」と目を輝かせました。

 

他校生や、熊本県農業クラブとの交流、視察研修なども行いました。

講演会には愛知県の農業高校生10人の参加もありました。