きくちのまんま新聞

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地元農家による防除組織「クマモトドローン防除隊」発足 クマモト未来型コンソーシアム推進協議会「アグラントクマモト」 産学官連携事業

合志市で6月19日、同市の農家でつくる「クマモトドローン防除隊」の発足式がありました。農業振興を軸とした地域活性化などに取り組むクマモト未来型農産業コンソーシアム推進協議会「アグラントクマモト」が合志市やJA菊池と連携して立ち上げました。

 発足式では、防除隊の隊長となった幸恵知浩さんが「クマモトドローン防除隊に入隊し、合志市のドローン防除を安全に運行する」と入隊宣言。隊員12人が宣言書に署名しました。

 幸恵さんは「行政と企業とJAが連携して、検討会や研修、試験散布などを行ってきて、隊の発足となった。新技術を使った最新のドローン防除機で、効率的に安全に散布を行っていきたい」と話しました。

 2023年度の防除作業は、8月、9月に合志市西合志地区の150ヘクタールを実施予定。農家の負担軽減や業者に依頼していた防除費用の地域還元を図ります。

 アグラントクマモトは、生産コスト削減、地域農業の維持発展のためにこの取り組みを県内外に広げ、先進のモデルチームとして発信していきたいとしています。