旬の情報

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2025.11.20

ショウガ

ショウガ収穫最盛期 契約販売で価格安定  JA菊池生姜部会

 JA菊池管内でショウガの収穫最盛期を迎えています。JA生姜(しょうが)部会のショウガは全て契約販売で、加工用、青果、種ショウガとして出荷します。契約先の定着で、価格も安定。出荷量は70トンを見込んでいます。同部会では28戸で、3.8ヘクタールを栽培。

 

収獲したショウガはコンテナ(1コンテナ15キロ)でJA北営農センターに持ち込みます。倉庫で貯蔵し、契約先へ随時出荷。洗いや箱詰めの手間が省け、農家の労力軽減にもなっています。収穫後のショウガは11月下旬までに収穫を終え、12月上旬まで出荷。

 

栽培5年目の村上さんは「初年度は苦労しましたが、徐々に面積を増やしてきました。夏場の暑さや草取りに苦労しています。気候や圃場の環境で出来具合が左右されますが、収穫方法なども工夫を重ね、いいものが出来、収量が増えると楽しい!」と意気込んでいます。

 

JA指導員の後藤さんは「近年の猛暑により、高温障害や病気の発生もあり、栽培環境は大変厳しくなっています。生産現場に寄り添った対策を行い、産地継続が出来るように生産者の意識や環境を整えていきたいです」と話しました。