きくちのまんま新聞
2025.05.29
種ショウガの植え付け慎重に JA菊池
JA菊池管内で種ショウガの植え付けが進んでいます。JA生姜(しょうが)部会員らは圃場(ほじょう)の状態や天候を見ながら作業を進めています。
菊池市泗水町でショウガを栽培する森慎一郎部会長は「近年の気候変化の状況はよみにくく栽培が難しくなっている。保管していた種の状態もいつもと違い、種や圃場、天候の具合を見極めながら慎重に植え付けている」と話しました。
圃場巡回に訪れたJAの後藤真智指導員は「4月上旬から定植が始まっているが、寒暖差が激しく、種の状態や圃場環境に合わせての定植には例年より少し時間がかかっている。定植後の管理も大切だ」と話し部会長の種の状態を確認しました。
生姜部会は若手生産者も増えベテランと共に刺激し合い、知恵を分かち合っています。品質向上とブランド確立に向け、現地講習や視察研修なども増やし、努力しています。部会員28戸、栽培面積3.4ヘクタール、10月の収穫に向けて管理の徹底を行います。