女性部
2025.04.22
広がる「認知症マフ」
JA菊池七城中央支所助け合いの会の福祉学習会から始まった「認知症マフ」作りが女性部活動、助け合いの会活動として広がっています。学び、作成、作品の贈呈と、笑顔と活気が溢れています。
認知症マフは、イギリスで認知症のある人に使われているニット小物のことで「トゥイドルマフ」と呼ばれています。トゥイドルは手でいじる、マフは筒型の防寒具のこと。マフに手を通すと安らいだ気持ちになるということで、マフの内側や外側にリボンやボタン、ユニークな飾りが付けられ、認知症の人に使われるようになりました。
他支部の助け合いの会でも学習会が始まり、各支部の女性部員小グループでも作成されるようになりました。近年毛糸で編み物をする人も少なくなり、家で眠っていた毛糸の寄付や編み物を通して活動の輪も広がっています。
七城支部副支部長の西口知栄子さんはいくつものマフを作り、施設への贈呈にも積極的に参加する。西口さんは「大好きなことで喜んでもらえてうれしい」と笑顔を見せました。