きくちのまんま新聞
2025.01.16
ゴボウの産地の思い実感 市場担当が収穫体験
JA菊池ゴボウ部会では「菊池水田ごぼう」の冬ゴボウが12月から旬を迎えています。日量2000~3000ケース(1ケース2キロ)を関東・中京・関西方面を中心に出荷し、3月下旬まで700トンの出荷を予定しています。
同部会は12月中旬、名古屋市中央卸売市場からセントライ青果の市場担当者を迎え、収穫体験を行いました。体験会は同社からの要望で開かれました。
収穫は菊池市の上野洋一部会長の圃場で行われました。参加者らは専用の機械で掘り上げられたゴボウを一本一本丁寧に泥を落として束ねました。洗いや箱詰めなども見学し、収穫から出荷までの一連の流れを確認しました。
参加した佐藤友彦さんは「手間がかかる大変な作業だと実感した。菊池水田ごぼうの価値を再確認できた」と話しました。
JA販売担当の石原誓志郎さんは「部会員の努力やゴボウに対する想いを知ってもらういい機会となった。今後も継続して市場との関係を築き、有利販売につなげたい。」と力を込めました。