青壮年部
2024.09.25
賞金の使い道は チャレンジ発表 岩根さん最優秀賞 JA菊池青壮年部
JA菊池青壮年部は、JA独自で2016年から始めた「チャレンジ事業コンペティション大会」を4日に開いた青壮年部発表大会の中で行いました。今年は4人が発表し、最優秀賞は旭志支部の岩根太一(34)さんが受賞。
岩根さんは「超音波画像診断装置(エコー)を用いた、繁殖成績の向上」と題しプレゼン。エコーを導入することで、直腸検査と併用し健診精度をあげ、人工受精の制度が高まり、繁殖技術の向上が期待できると発表。岩根さんにはJA菊池青壮年部より10万円、JA菊池より50万円の賞金が授与されました。
岩根さんは賞金を元手に1年間実践し、来年の大会で成果を発表します。
審査委員長を務めた東哲哉組合長は「農業が厳しい状況の今、先を見据えた発表にこれからの活躍が期待できる発表ばかりだった。盟友自らが声を上げ始めたこの大会は、それぞれの経営を見直すいい機会となり刺激になっている。今後も期待したい」と話しました。
この大会(通称チャレコン)は、部員一人一人が「自らの経営を考え、所得向上を目指し、刺激し合い、地域を担う農業者として自立しよう」との思いで2016年から始まりました。
出場者は自らの経営で取り組みたい事業を具体的に数字などを示してアピール。地域や農業に貢献する事の出来る将来的に発展性を持ったチャレンジ事業であるかを審査基準とし、事業計画も立てます。