きくちのまんま新聞

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新規就農者のアスパラガス定植順調 JA菊池アスパラガス部会

JA菊池管内で4月上旬から下旬まで、新規就農者によるアスパラガス定植が順調に進んでいます。4月末までに5人が定植しました。収穫開始は来年の2025年2月からの予定です。

 

菊池郡大津町で栽培を始めた上田俊博さんは、農業をやりたいという想いが募り、8年の勤めを辞めて昨年就農を決意。準備を重ねて、3月に祖父の水田18アールに3連棟ハウスを2棟建設しました。定植を終えた上田さんは「期待と不安で胸がいっぱい。こまめな管理が大切なので気合を入れて頑張りたい」と汗を流し笑顔を見せました。

 

JAアスパラガス担当の後藤真智指導員は「ハウス内の温度管理や換気が重要で、特に夏場は要注意。現地検討会や巡回を行い、来年の春芽収穫を楽しみにしたい」と話しました。

 

同部会は部会員51戸、栽培面積9.6ヘクタール。今年で部会発足30年を迎える中、若手生産者も増え、更に勢いを増しています。同部会は、「菊池」というネームバリューを周知するために、今年からオリジナルミニのぼりの作成や県内量販店での試食宣伝会に力を入れています。