きくちのまんま新聞

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大玉スイカ例年以上に品質良好 出荷本番を前に査定会 JA菊池すいか部会 大玉スイカ品質太鼓判

JA菊池すいか部会は3月15日、大玉の出荷査定会をJA西営農経済センターで開き、品質や糖度などを確認しました。査定会の3日後に関東へ出荷を始め、品種は「春のだんらんRV」。2024年産は35万玉(2650トン)の出荷を見込んでいます。

 

部会の大玉スイカ生産者は53戸で、栽培面積は71ヘクタール。三山耕一部会長は「2月が予想以上に暖かく、ハウスの温度管理が難しく心配したが、生産者の努力で糖度のりや形状が良く、例年以上に品質の良いスイカができた」と話しました。

 JAスイカ担当の山野邦彦さんは「これから順調に出荷量も増える。良い品を的確に、素早く消費地に届けていく。品質勝負でしっかり売り込んでいきたい」と話しました。

 

 部会は交配時別に色の違う毛糸を使うことで、内容の均一化や、秀品率向上に繋げています。交配時に色毛糸をつるにかける方式は、収穫までの日数が明確になり熟度判定が日別で一定になります。色毛糸は10色で、交配日の色分けをし、毛糸の色別に出荷日を決めます。