きくちのまんま新聞

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次年度110トンを目指す JA菊池生姜部会

 JA菊池生姜部会は2月16日、2023年度総会と出荷報告会を開きました。反収アップ、優良種子の確保、安全安心な生産、販売先との情報交換強化で24年度は出荷量111トンを目指します。

                        

同部会は、農薬使用回数減少、他園芸品目の複合経営による生産性向上、優良種ショウガの供給体制の確立などで、第7回熊本県野菜組織活動コンクールで秀賞を受賞。森慎一郎部会長は「アスパラガスなどとの組み合わせで所得の増加も見られ、新規生産者も徐々に増えている。部会員の意識を合わせて、更なる品質向上で反収の増加を図りたい」と話しました。24年度作付面積は377アール、生産者は30戸。

JAでショウガを担当する後藤真智さんは「23年産は、夏場の酷暑による病害虫などに悩まされ、厳しい出荷状況となった。そんな中にも反収増加の生産者もいた。同部会はベテランから若手まで幅広い生産者がいることが強み。知恵を分かち合い、更なる品質向上を目指し、菊池生姜ブランド確立に向け栽培講習に力をいれたい」と意欲を燃やします。

総会では反収賞を設け表彰した。

23年度反収賞▽葛原敬臣。