きくちのまんま新聞

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高品質を保ち、出荷規格変更で所得向上 JA菊池オクラ部会

JA菊池オクラ部会は2月8日、2023年度総会と出荷反省会を菊池市で開きました。出荷期間は昨年5月から11月下旬で、病害虫の影響も少なく高品質を保ち販売高をキープし、100グラムから80グラムへと出荷規格の変更で、生産者の所得向上につながりました。

 

23年度の作付けは、ハウス栽培49アール、露地栽培199アールの計248アール出荷数量34万8181パック(1パック80グラム:前年対比106%)。販売高3020万8797円(同109%)単価87円(同103%)となりました。出荷者34戸。

 

JAオクラ部会の小西隆次部会長は「23年産より1パック80グラムへと、県内統一の企画となり、作業の手間や価格の心配があったが、単価も良く、手取りが向上し、生産者の所得向上につながったので良かった」と笑顔を見せました。

 

担当の橋口裕幸指導員は「播種、発芽、初期生育と順調に進んだが、梅雨の長雨や8月の酷暑など栽培環境は厳しい状況となった。後半センチュウ被害が少し見られたが、生産者の努力で病害虫の影響もなく平年並みの出荷ができ安心した」と話しました。

 

10アール当たりの出荷量上位者を表彰した。ハウス栽培の部で瀬田俊治さん、美智子さん夫妻、田中陽一さん、美也子さん夫妻。露地栽培の部で小西隆次さん、章江さん夫妻、酒井浩治さん、紀子さん夫妻を表彰しました。