ほっと一息
2024.02.12
悩みスッキリ! まあるい心で暮らしたい 一石数鳥の「うちのご飯」ノート
JA広報通信2011年2月号
エッセイスト●小川有里
頭を悩ませる毎日の献立。昨年のこの時期はどんな献立だったのかしら。メモでもあれば参考にできるのに。そう考えて私は「うちのご飯」ノートを作りました。
大学ノート大のリングノート(左側をリングで留めてあるノート。開閉しやすい)を使用。ページの上に何月かを大きく書き、後は縦に線を引いて、日付(曜日)、朝、昼、晩、間食、と五つの項目欄を作るだけ。晩ご飯の項目欄だけは少し幅を広めに。
これに毎日食べたものをメモしていきます。
〇日(火)
朝:パン食。昼:ご飯食。晩:締めさば、ポテトサラダ、野菜炒め、ビール。
間食:まんじゅう1個。
と、いうふうに。晩ご飯以外はごく簡単にメモします。全て詳しく書こうとすると、面倒になって長続きしないからです。
このノート、続けていると自分の食生活が見渡せます。すると、今月は少しカロリーの高いおかずが多い、間食が多いなどと気づきます。食生活の軌道修正、健康維持にも役立つのですね。
さらに、最近はこのノートで脳のトレーニングをしようと思いつきました。翌日の午後以降に前日分をメモするのです。たかが昨日食べたものくらいと思っても意外にすんなりと出てこない。えーと、と記憶をたどる。脳が鍛えられます。
1週間交代で夫や同居のお年寄りにもメモしてもらうようにすれば家族の脳トレプラス「あの肉料理は何だっけ?」「あれはね」とコミュニケーションにも役立ちそう。一石数鳥の「うちのご飯」ノート、あなたも今日から始めてみませんか。