きくちのまんま新聞

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いまだけの茶畑景色 紫色に輝くサンルージュ

大津町で茶を生産する瀬川竜次さんの茶畑で紫色の芽が鮮やかに広がりました。県内でも珍しい品種「サンルージュ」の摘み終わった後の芽が10日間ほど短い期間、紫色で輝きます。

 

瀬川さんは、約7ヘクタール緑茶「サエミドリ」「ツユヒカリ」「ヤブキタ」の品種を栽培。熊本地震で崩壊した茶畑が再生した畑に何か新しいものをとサンルージュを植えました。「新芽だけが紫色になり、1~3番茶までを摘み取る。製造方法は緑茶と同じ。今この時期だけ、緑の葉との差が一目瞭然で分かる」とほほ笑んでいました。

 

「日本茶サンルージュ」として道の駅や観光施設で販売しています。「サンルージュは酸性の液体を入れると緑色から鮮やかなピンク色に変わり面白い。お土産に好評」と話していました。