旬の情報
2023.08.30
梨
梨の出荷始まる 親子で作業 笑顔あふれる梨を
JA菊池管内で梨の出荷が始まりました。菊池市で梨を生産する松岡真さんは8月1日から「幸水」を出荷し、収穫作業には息子の優真さんも手伝っています。
台風被害や高温障害による芯腐れは少なく、出荷前に適度な雨にも恵まれました。真さんは「甘さもあり、十分に仕上がった」と話していました。8月中旬まで「秋麗」も出荷され、「豊水」「あきづき」「新高」「新興」と品種を変えて10月下旬まで出荷します。収穫した梨は果実連を通じて関東・関西に出荷される他、県内の直売所などで販売されます。
優真さんは農大で果樹を学び、今年より就農。「おいしくできた菊池の梨を多くの人に食べてもらいたい。これからもしっかり学び父と共に、一口食べると笑顔溢れるくらいおいしい梨を作っていきたい」と笑顔で話しました。真さんは「手作業が多いが基本を忠実に、愛情を込めておいしい梨を生産していきたい」と期待を込めて語られました。