きくちのまんま新聞

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田植えで企業と交流

JA菊池は6月29日、菊池郡菊陽町の圃場で半導体製造企業であるJASMとの交流を目的とした田植え体験を行いました。

 

 JASM社員やその家族40人が参加。同JA菊陽中央支所職員、青壮年部員らが田植え準備や指導を行い、菊陽町産業振興部商工振興課も協力。約10アールの田んぼで、ヒノヒカリの苗を手で植えました。

 

JASMの堀田祐一社長、JA菊池東哲哉組合長も参加。同社から「地域や、地下水涵養のことなど、社員と共に理解を深めたい」との要望を受け、同社稲作体験スタッフ、JA、行政が協力して開きました。

 

堀田社長は「田植え交流が実施できてうれしく思う。共に汗を流し、楽しい体験となった。秋の収穫が楽しみだ」と笑顔を見せました。

 

東組合長は「共存共栄の思いで、これからも交流を深め、地域の農畜産物を食べもらい、農業のことも知ってもらえたらうれしい」と話しました。

 

秋には稲刈りを予定。同社スタッフは「田植えが初めての参加者も多く、最後まで植えられるか心配したが、楽しい有意義な交流会となった。収穫時には、更に多くの参加を呼び掛け、楽しい企画も準備したい」と話しました。