きくちのまんま新聞

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香り、色、味よし 菊池の新茶を消費者に

JA菊池管内で4月中旬から一番茶の摘採が進み、「八十八夜」の5月1日、2024年産茶の繁栄と作業の安全を祈る献茶祭を菊池市の菊池神社で行いました。茶部会役員、JA、行政関係者11人が出席。

森正晴副組合長が「芽立ちも良く、香り、色、味、いいお茶ができている。菊池茶の品質の良さ、おいしさをしっかりPRして多くの人に届けたい」とあいさつしました。

 

 

茶部会吉良昌芳部会長は「生育も良く、寒暖差もあり、品質の良い茶葉ができた。おいしいお茶に仕上がっているので、ぜひ味わってほしい」と思いを込めました。

菊池地域では、菊池市、合志市、大津町、菊陽町で栽培。JA茶部会は18戸、栽培面積73ヘクタール。取扱量は年間66トンを見込む。平たん地では大規模茶園が蒸し製玉緑茶を中心に生産。山間部では昼夜の寒暖差を利用し、味と香りに優れた煎茶を作っています。

 

JA営農部の酒井俊一郎指導員は「部会員数は減少傾向だが、お茶づくりにこだわるベテランと若手が共に、品質の高い茶製造に向け研鑽を重ね仕上がりは上々」と自信を見せました。