きくちのまんま新聞

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地元の小学校で花育32年 菊池市立菊之池小1・2年生と花農家三角さんと交流 アレンジで笑顔に

JA菊池花卉部会の三角修さん(71)は3月13日、菊池市立菊之池小学校の1、2年生の99人にフラワーアレンジメントを教えました。三角さんが生産するカスミソウの他、部会が生産するガーベラやスターチスなどを使い、児童らは個性豊かにフラワーアレンジを作っていました。

 

農業を通して子どもたちと地域の関わりを深める「花育交流」と称し、32年続きます。交流はカスミソウの収穫体験から始まりました。子どもたちからは「三角のおじちゃん」と親しまれ、顔を見かけると「三角さんこんにちは」と元気な声がかけられます。

 

花やアレジメントの道具は三角さんが児童の人数分を持参しました。三角さんは「子どもたちが無邪気に花とふれあってくれるのがうれしい。子どもたちの笑顔に会いたくて、この時間を大切にしている」と話し、「家庭でも花を楽しく生け、花とふれあう機会を増やし癒されてほしい」とにこやかに児童らにアレンジを指導しました。