ほっと一息

ＪＡ広報通信２０２３年１１月号

●農山漁村文化協会・農業書センター

お料理いろはかるた

　1949年に生活雑誌「暮らしの手帖」に掲載され、話題を呼んだかるたです。「下手のいじくり」など料理で陥りがちな失敗に対し、料理上手のお母さんからの厳しくも的を射た温かいアドバイスの数々が書かれています。現代ではおろそかになってしまっている料理の心、昭和の母心を感じます。

奥野かるた店／中江百合編／3300円

米粉の料理とおやつ　毎日の料理や特別な日のお菓子、昔ながらのおやつも

　バターなしでホワイトソースができる、冷めてもとろみが消えない、揚げ物の衣がサクッと仕上がるなど、米粉は毎日の料理に便利に使えます。グルテンがない、油を吸収しにくい、水に溶けやすいなどの特性を整理した上で、料理家のタカコナカムラさんが「米粉だからおいしい」「米粉だからつくりやすい」と太鼓判を押すレシピを紹介しています。

農文協／農文協編／1430円

『現代農業』『うかたま』を出版している農山漁村文化協会の直営店、農業書センターでは、自費出版など一般書店で入手できない本も含め農業に関する本約3万冊を在庫。ネット通販「田舎の本屋さん」も営業中です。

田舎の本屋さん