組合長からのメッセージ

海外研修で感じたこと

全農グレインの研修で９月６日から１５日までの１０日間、アメリカとカナダに視察研修に行ってきました。畜産や酪農が盛んなＪＡ組合長らが参加している全国畜産酪農事業委員会のメンバー２３人で渡航してきました。

今、畜産業は生産費高騰により今までに経験したことのない厳しい状況に置かれています。生産者が経営継続できるように全農は、生産者への支援の強化・拡充を念頭に、日本国内へ飼料原料の確保、安定供給することを目標にしています。

世界情勢の不安定による燃油高騰で輸送費がかさんでいることや為替の影響、中国の穀物買占めなどの影響で、現地でも飼料原料確保に苦慮している状況でした。

この様な事をふまえ、ＪＡ菊池の畜産を維持・安定するため、国・県・市をはじめ、全農に強く支援を求めていきたいと思い帰国いたしました。

ＪＡ菊池代表理事組合長　東 哲哉