きくちのまんま新聞
2024.02.22
菊池農高蒼生会50周年記念式典
熊本県立菊池農業高校蒼生会(そうせいかい)50周年記念式典が熊本市で開かれ、地域農業で活躍する農業者、同校教諭や同窓会役員など関係者26人が出席。これからの農業、地域の現状を語り合いました。
蒼生会は、菊池農業高校前身校卒業生の上田蒼生夫氏(元小橋紙器株式会社社長)が学校創立50周年を機に創設。農業賞受賞者がつくる有志の会。蒼生夫氏の名を取り「蒼生会」と名付けました。
式典では蒼生会会長で、酪農業を営む益崎洋光さんが「私が生まれたころに創設されたこの会が、つながって今この場にある。母校の生徒らを支援し、地域農業を守る取り組みをしっかり力を合わせて行い、次世代につながっていくように願う」とあいさつしました。
農業賞は上田氏の基金で設立され上田農業賞として、卒業生の中から同校同窓会長が表彰します。
これまでの受賞者は、県農業コンクール入賞や地域農業のリーダーとして活躍している人も多いです。
出席者は、受賞したころの想い出や今の情況などを語り、未来の農業や、これからを担う学生や若い農業者に何を伝えていくべきかなどを議論しました。