えこめ牛

えこめ牛

菊池地域のお米を食べて育ったえこめ牛

菊池の大地が育んだこだわり牛肉

  1. 菊池地域で生産したお米を当地域の牛に食べさせて生産した牛肉です。
  2. 「より安全・安心でおいしい牛肉を届けたい」気持ちが込められています。
  3. エサに約300kgのお米を混ぜて食べさせています。
  4. 菊池地域における、環境にやさしい取り組みです。

 

牛の堆肥を有効活用した資源循環型生産です。白川中流域等の水田活用で地下水の涵養力が高まります。

菊池地域で牛のエサ用としてお米を生産し利用します。

国内での飼料用穀物を生産することにより、輸入に伴うCO2排出量の削減につながります。

飼料用米を配合した飼料で、約300kgのお米を食べます。肉牛部会が丹精込めて生産しています。

うまみ成分(不飽和脂肪酸)の向上も期待できます。

「えこめ牛」は、ホルスタイン種の肥育牛( 去勢牛)に菊池地域のお米を破砕して飼料に混合し餌として与えています。

J A菊池ホルス研究会(7戸:飼養頭数1000頭)が、平成21年から始めました。

お米を混合した飼料は、牛が7~21カ月齢の期間与えています。

飼料には安全安心なおいしい菊池の米を使用。

脂が少なく、赤身の色が美しいヘルシーな「えこめ牛」は、ビタミン・ミネラルや旨味成分も豊富で女性や年配の方にも大人気です!

ブランド名は、全国に一般公募し、エコ(環境にやさしい)コメ(米を食べて育った)牛ということで、ECOと米を合せた造語「えこめ牛」と決定しています。平成26年度には、J A、行政、( 株)畜産流通センターなどで組織する「えこめ牛推進コンソーシアム」を設立し、PR活動を推進しています。

環境にやさしい生産とは、えこめ牛を100g食べることにより…

  • 約100gのCO2排出量削減に貢献できます (輸送に伴うCO2排出削減量の試算)
    解説:一般的な肥育用エサの大部分はアメリカ産トウモロコシで、約2万kmを運ばれてきます。えこめ牛は、それを地元産の米に代替することにより、輸送に伴うCO2を削減しています。
    (熊本県環境立県推進課調べ)
  • 約1,000リットルの地下水涵養に貢献できます

 

えこめ牛のエサとして、令和元年は129haで飼料用米が作付けされ、水田に水が張られることにより地下水涵養量の向上が期待されます。
(熊本地域地下水総合保全管理計画より)

 

水田に飼料用米を作ることにより、休耕田が水田へと復活し、水の涵養として地下水100%で賄われている熊本市民の飲料水に、30~40年先に貢献するというものです。

また、牛に米を食べさせることにより、甘味と風味が増したように思えます。JA菊池は「えこめ牛」を一生懸命生産しますので、皆さんもたくさん食べて水の涵養にご協力ください。

えこめ牛「地下水と土を育む農畜産物等」の認証を受けています!

2015年に制定された「地下水と土を育む農畜産物等認証制度」に基づいて、飼料用米を使って「えこめ牛」を出荷しているJA菊池が選ばれました。

 

穀物飼料の地産地消に頑張っています

菊池地域の水田総面積5,839ha(令和元年)のうち、非主食用米作付面積3,694ha(63%)となっております。経営所得安定対策制度を有効活用し、家畜飼料用のお米を生産しています。

 

平成20年から菊池地域で飼料用米の生産が始まり、生産された飼料用米は管内の肥育牛に給与されております。

 

えこめ牛 ~菊池のお米でおいしく育つ~

えこめ牛 5分38秒

取り組みの解説(動画)

 

取り組みの解説 7分07秒

イメージソング

 

菊池牛ソング ~今夜の私は肉食系~

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作詞/作曲:原田靖士
演奏:Book Bear

飼料用米を活用した畜産物ブランドを審査するコンテストで、「えこめ牛」が全国農業協同組合中央会会長賞を受賞しました!

このコンテストは、飼料用米活用畜産物等全国展開事業の一つで、飼料用米を活用した畜産物のブランド化による販売力向上等の取り組みを実践している畜産事業者を表彰し、広く紹介するために開催されています。一般社団法人日本養豚協会が主催。国産飼料用米の活用状況、販路の確保などが審査されています。

高校生料理バトル「えこめ牛うまかモン料理甲子園」

「えこめ牛」と菊池野菜を使った高校生による料理バトルです。

 

高校生料理バトル「えこめ牛うまかモン料理甲子園」について