きくちのまんま新聞

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一番茶最盛 出来良し  JA菊池茶部会

A菊池管内で一番茶の摘採最盛期を5月迎え、生産者は作業に追われていました。JA菊池茶部会は部会員28戸、栽培面積98㌶で、年間130㌧の共販取扱量を見込んでいます。

 

 

霜被害もなく一番の生育は順調。摘採は、平年より5日ほど早まり、平坦部では4月17日から、山間部では4月末から始まり、5月中旬終盤となりします。

 

茶部会の斉藤敏春さん(58)は「冬場の厳しい寒さで栄養が高くなり、春の適度の雨と寒暖差で生育が良く、品質がよい茶ができている。今が一番忙しく楽しいとき。自分が思った通りに茶ができたとき、喜びとやりがいを感じる」と茶葉を見ながら笑顔で語りました。

 

管内の茶畑は、平坦地と山間部があり、地域の特性にあった栽培・製造で、幅広いお茶を出荷しています。平坦地では、大規模な茶園が作られ、旨みと味を引き出す蒸し製玉緑茶を中心に生産しており、山間部では昼夜の寒暖の差で、味と香りにすぐれた煎茶の生産が行われています。管内で製造されたお茶は、JA熊本経済連へ出荷されるほか、JAの直売所でも販売されています。