きくちのまんま新聞

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母の日を前に「カスミソウ」出荷最盛 日持ち検査と水槽で鮮度保持 JA菊池花卉部会

母の日を前にJA菊池北営農センターには、主力品目のカスミソウを中心に、トルコギキョウ、ひまわり、ガーベラなど8品目が出荷ピークを迎えています。ピークは11日まで続きます。

 

JA花卉部会は、試験を定期的に行い、鮮度と日持ち、品質の良い栽培に力を入れています。特にカスミソウの出荷前には、部会員選出の検査員が厳しく検査します。ボリュームがあり、品質もいいと市場でも評判が高いです。品種は「アルタイル」を中心に、「ベールスター」など3品種。管内は全国有数の産地で41人、23㌶で生産。今シーズンは325万本の出荷を見込んでいます。

 

花卉指導員の冨田惇志さんは「気候に恵まれ、つぼみが間延びせず白さが際立つ仕上がりになっている。カスミソウの花言葉は『感謝』。母の日に感謝の気持ちを込めてカスミソウの花を贈ってほしい」と話しました。

 

JA北営農センターには部会員考案の水槽があり、早朝に集荷されたカスミソウ、トルコギキョウは水槽に立てて検査を待ちます。部会員から選出した検査員が毎日交代で厳しく確認し、選別して箱詰めします。

Lを中心に日量500ケース(1ケース2L: 50本、L:80本、M:100本、S:200本、2S:300本)を関東中心に全国へ出荷します。