きくちのまんま新聞

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春メロン出荷最盛 JA菊池メロン部会

JA菊池メロン部会の春メロンが出荷最盛期を迎えています。品種は「アンデス」「フェスタ」を中心に、「イエローキング」「クンシー」4品種。糖度も乗り、品質良好。部会員数の減少はあるが、ベテラン農家が高品質で、消費者ニーズに合ったカット可能な大玉生産に取り組んでいます。メロン産地の維持と農業経営安定を図ります。

 

 古荘正光部会長は「後継者不足による作付面積や生産量の減少などの課題もあるが、生産履歴の記録・回収・チェックの徹底、土壌分析による土作りなどで品質向上に努めている。肥大も良く、甘くいいメロンができている」と力を入れています。

 

JA担当の岩根正孝指導員は「3月に高温が続いたことで生育が早く進み、例年より7日ほど早くピークを迎えた。フェスタメロンは人気で、JAオリジナルのメロンゼリーにも使用。生産を増やしているが追い付かない状態だ」とうれしい悲鳴。

 

JAでは、2カ所の営農センターで集荷をし、植木町にあるJA熊本経済連第一園芸集送センターに持ち込み出荷。出荷は5月下旬までです。