きくちのまんま新聞

きくちのまんま新聞

農家の大変さ楽しさを実体験 命の大切さを知る貴重な体験 新入職員農家研修

JA菊池の新入職員14人が、4月5日から9日までの5日間、農家実習を行いました。実習を終えた新入職員は「農作業の大変さや苦労、農家生活の楽しさやあたたかさを実感した。これからの業務に生かしたい」と張り切っています。

 

酪農家で実習した吉岡涼斗さん(22)は「朝早くから夕方まで365日仕事をする大変さを肌で感じることができた。体力や筋力が必要なだけでなく、熱意と愛情がないといけないことを知ることができた」と感想を述べ、肥育農家で実習した平山咲夢さん(21)は「研修を通して知識以上に貴重な経験ができた。地域農業を守っていけるような職員になりたい」と感想を述べました。

 

 

受け入れ農家から「汗を流し、よく頑張ってくれた。今の気持ちを忘れず、親しまれるJA職員になってほしい。農家のため、農協のため頑張れ」と激励の言葉が掛けられました。

 

三角修組合長は「農家実習で体験したことは一生記憶に残ると思う。農家の方々と一生の付き合いをしていってほしい。学んだことや感じたことを忘れず業務に頑張ってほしい」と笑顔を見せました。

 

実習では、スイカやゴボウなどの作物の収穫や出荷、管理作業、畜舎の清掃やエサやりなどを行った。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため日帰りで実習。コロナ前は泊まり込みで農家生活を丸ごと体験していました。組合員と感動を共有できる職員づくりの一環で2006年から行っています。