きくちのまんま新聞

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スナップエンドウ出荷最盛期 「農事組合法人久米」の挑戦

JA菊池管内でスナップエンドウの出荷最盛期を迎えています。同JAスナップエンドウ部会で収穫量を伸ばしているのが、菊池市泗水町の久米集落で設立した「農事組合法人久米」で、構成員16人が交代で収獲に汗を流しています。

 

同法人は2015年に設立し米、麦、大豆、飼料用米などを栽培。冬場の作物を模索し、ニンジン等の栽培も試みてきました。検討を重ね2022年度からスナップエンドウに挑戦。品質良好で収量を伸ばしています。

 

同法人上村雅一代表は「一年間の作業の平準化、販売額の確保、女性が作業しやすいものを考え、試作や検討会を重ねスナップエンドウにたどりついた」と話しました。栽培面積18アールで、12月から5月上旬まで出荷します。上村さんは「目標の出荷量130キロを4月にはクリアできそうだ。地域を守り耕作放棄地を作らないという目標を掲げ、これからも皆で協力していきたい」と笑顔を見せました。