きくちのまんま新聞

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春の香りを届ける「菊池水田ごぼう」出番です JA菊池ゴボウ部会

春を呼ぶゴボウとして人気の高いJA菊池ゴボウ部会の「菊池水田ごぼう」春ゴボウの出荷が今月末から始まります。品質良好、最高の出来で、GIマークと清流の写真が入ったパッケージで、さわやかなゴボウの香りとともに春を届けるます。出荷本番前の3月22日、出荷査定会を開き、出荷基準の確認をしました。

 

ゴボウ部会の川口晃範部会長は「寒暖の差で良いゴボウとなる春ゴボウ。冬の寒さで蓄えられた旨味が春の暖かさで一気に生育するゴボウに詰まる。部会員の意識を統一し、更なる品質向上と収量アップに励んでいきたい」と話し、

JAの山口博司指導員は「生育は順調で品質最高。部会役員はPR用のお揃いのTシャツを着て、しっかり魅力をPRしていきたいと意気込んでいる」と話しました。

 

菊池水田ごぼうは、水田を利用して栽培されることで風味が良く、柔らかいことが特徴。出荷は6月下旬まで続き、4月中旬から5月中旬のピーク時には、日量30トンを関東、中京、九州方面へ出荷予定。シーズン中、約1000トンの出荷が見込まれます。春ゴボウ生産者72戸、栽培面積76ヘクタール。

菊池水田ゴボウは、2018年に農林水産大臣が認定する地理的表示GIを取得したことでブランド力も高まりました。生産者の意欲も高まり、若手生産者でつくる栽培技術研究会は周年出荷体制確立に向け研究を進めています。