組合長からのメッセージ

組合長からのメッセージ

組合長からのメッセージvol.115

農地・水は大丈夫か!

 

世界トップの半導体メーカーTSMC(台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー)が菊陽町に進出してから農地、空き地に不動産会社の看板が多く見られるようになりました。

 

その関連で日本農業新聞の記者が取材に訪れ、共に酪農家の話を聞く機会がありました。「企業進出の用地が不足しているので、飼料を作付した借地畑を返してほしいと地主に言われた」と。自給飼料を多くし、生産コストを下げなければならないと考えていた矢先とのことだったと言います。

3月14日、NHKの全国ニュースで「三菱電機が1000億円を投じて菊池市に半導体工場を建設する」と報じました。

半導体生産には多くの水が必要で、TSMCだけで1日に12000トンの水が使用されると聞きます。三菱の他にも多くの企業進出があるでしょう。ボーリーングで地下から汲み上げます。牛、豚、野菜、花の命の水が不足しないかと心配です。

 

 

 

代表理事組合長 三角 修