きくちのまんま新聞
2023.04.05
大玉スイカ品質勝負 出荷本番を前に査定会 JA菊池すいか部会
JA菊池すいか部会は大玉スイカの本格出荷を前に3月14日、JA西営農センターで出荷査定会を開きました。品質や糖度などの確認し、18日に関東方面に初出荷することを決めました。品種は「春のだんらんRV」。2023年産は35万玉(2650トン)の出荷を見込んでいます。
同部会の三山耕一部会長は「気温が低い日が続いて、生育が遅れて心配したが、生産者の努力で糖度のりも良く品質の良いスイカが出来た」と話しました。
JA営農部スイカ担当の山野邦彦さんは「これから順調に出荷量も増えていく。良い品を的確に、素早く消費地に届けていく。品質勝負でしっかり売り込んでいきたい」と話しました。
同部会では交配時別に色の違う毛糸を使うことで、内容の均一化や、秀品率の向上に繋げています。交配時に色毛糸をつるにかける方式では、収穫までの日数が明確になり熟度判定が日別で一定になります。色毛糸は10色で、交配日の色分けをし、毛糸の色別に出荷日を決めています。