きくちのまんま新聞
2023.02.24
「冬ゴボウ」出荷最盛 JA菊池ゴボウ部会
JA菊池管内で冬ゴボウの出荷最盛期を迎えています。香りも良く品質良好。日量3000~4000ケース(1ケース2キロ)を関東、関西、九州一円に出荷します。
生産者72戸が80ヘクタールで栽培し、3月までの間に出荷量720トンを見込んでおり、検査員による出荷時の検査を厳しくし、品質の統一に力を入れています。
川口晃範部会長は「寒もほどよく甘みと旨味も増しておいしくなっている。2月は春ゴボウの管理作業も入るが、良い常態で春ゴボウにつないでいきたい」と話していました。
米の生産調整に対応した取り組みの一つとして始まった冬ゴボウ栽培は、農家の収入確保のために本格化!生産者の高齢化で生産者は減少気味ではあるが、若手生産者による栽培技術研究会の立上げ、面積の拡大、品質向上で出荷量を伸ばしています。
同部会は2019年に地理的表示(GI)を取得。今月はJA全農直営の「みのる食堂アミュプラザくまもと店」で開かれた「熊本県GI(地理的表示)産品」フェアに登場しました。