きくちのまんま新聞

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カスミソウ酵母の酒づくりの仕込み始まる

日本初となる「カスミソウ酵母」を使った日本酒「花純」の仕込みが始まりました。昨年に引き続き2年目の取組みで、4月から720ミリリットルの瓶入りを2000本限定販売。別途一合缶入り(4000缶)も登場予定。

「花純」は、酵母、米、水を菊池の地元産にこだわったオンリーワンの商品。フルーティな香りでありながら少し辛めで後味さわやかと人気を呼び、昨年は約3ヶ月で完売しました。

 

酵母は東京農大の穂坂賢教授が分離。採取に2年半かかりました。原料となる米と水の選定も吟味し、菊池産「ヒノヒカリ」と地元の「前川水源」の水を使用。酒造りは日本最南端の天然醸造蔵元の亀萬酒造に依頼しています。

 

1月に精米、2月上旬にこうじ造りが始まり、こうじが仕上がり「カスミソウ酵母」を加えると日本酒造りの土台となる「酒母」造りが行われます。

 

JAの三角修組合長は「昨年はどんな酒になるのかドキドキワクワクだった。完成すると皆に喜ばれ、大変おいしいとの評価をいただいた。今年も大いに期待している」と話しました。