ほっと一息
2022.12.19
今月の本
JA広報通信12月号
●農山漁村文化協会・農業書センター
暮らしの中の二十四節気 丁寧に生きてみる
節気を詠んだ俳句を鑑賞しながら祖霊への思いをつづる珠玉エッセー。節気と旧暦を頼りに農作をする日本の暮らしや、日本人がいかに自然を細やかに観察し、日常の中に取り入れ、丁寧に暮らしてきたかが分かります。雑節、五節句、伝統行事の解説までも網羅した実り豊かな43章です。
春陽堂書店/黛まどか著/1540円
年取りと正月の料理(全集 伝え継ぐ 日本の家庭料理)
全国から晴れの日の料理100種類を掲載。雑煮は餅が主役のシンプルなものから、山海の幸を入れた豪華版まで、約50種類が集合。正月のために何カ月も仕込むなれずしや、地域で違う煮しめや昆布巻き、煮豆、なますなど一年で一番のごちそうがそろいます。
農文協/日本調理科学会企画・編集/3080円
『現代農業』『うかたま』を出版している農山漁村文化協会の直営店、農業書センターでは、自費出版など一般書店で入手できない本も含め農業に関する本約3万冊を在庫。ネット通販「田舎の本屋さん」も営業中です。