きくちのまんま新聞

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ショウガ収穫最盛期 JA菊池生姜部会

JA菊池管内でショウガの収穫が最盛期を迎えています。JA生姜(しょうが)部会のショウガは全て契約販売で、加工用、青果、種ショウガとして出荷しています。JA北営農センターで貯蔵し、定期出荷を行います。同部会では36戸で、4.5ヘクタールを栽培し、出荷量は100トンを見込んでいます(前年対比110%)。

 

収獲したショウガはコンテナ(1コンテナ15キロ)で持ち込まれ貯蔵。洗いや箱詰めの手間が省け、農家の労力軽減にもなっています。11月中旬までに収穫を終え、1月下旬まで出荷します。

栽培3年目の村上穣さん(25)は「昨年の失敗をバネに、今年は草取りなどの管理作業に力を入れた。生育も良く収量を増やすことができた」と笑顔で収穫に励みます。

JA指導員の岩根正孝さんは「部会員も増え、収量を伸ばしている。コロナの影響で販売状況は苦しいところもあるが、品質の向上と契約先の定着で乗り越えられる」と話しました。