きくちのまんま新聞
2022.11.08
農政活動の重要性、組織活動の強化を図る 農政連菊池総支部
農政連菊池総支部は10月31日、第33回通常総会を菊池市で開きました。農業者の要望を国政、県政に反映させるための強い団結と組織力が必要であり、農政運動の重要性を組合員に広く伝え、組織活動の強化を図ろうと意識統一を図り、委員の他、関係者57人が出席しました。
大島洋総支部長が「燃油、生産資材価格の高騰は農家経営を圧迫し、危機的状況。この現状を県や国へしっかりと声に上げていこう。支部活動の充実を図り、力を結集して農政運動を強化しよう」とあいさつ。
22年度活動では「総合的な農政の確立と農業政策・予算要望」「課題別、品目別農政対策の強化」「農政推進体制と情報活動の強化」を柱に掲げ、具体策を検討しました。
コロナ禍や、ウクライナ情勢を起因とした生産資材等価格高騰対策や、国産農畜産物への需要の高まりを背景に、食料自給率の向上と諸政策実現による食料安全保障の確立を求めていく。また、来年春に予定される県議会議員選挙にも力を入れ、JAが公認・推薦する候補者を国・県政へ送り出すため一致団結し、農政推進運動を展開することなどを決めました。
一般消費者の理解促進とイメージアップを図る運動や、農業・農村、自然環境を守る環境保全運動にも力を入れます。