きくちのまんま新聞
2022.11.02
品質良好 カンショ収穫最盛期 JA菊池甘藷部会 サツマイモ収穫最盛 4億円超え期待
JA菊池大津中央支所管内で、サツマイモの収穫最盛期を迎えています。JA甘藷(かんしょ)部会では8月中旬から収穫を始め、10月上から本格的化!貯蔵作業に入り、11月中下旬まで続きます。
部会員は28戸が、約70ヘクタールで栽培。2018年産から4年連続で販売高4億円を超え、22年産の期待も高まっています。品種はほくほく食感の高系14号「ほりだし君」と、貯蔵後にしっとり甘くなる「べにはるか」を生産しています。
西本隆敏部会長は「定植期に定期的な降雨があったおかげで根の活着がよかった。梅雨も短く天候に恵まれ、いい芋ができている。サイズも大きく、収量も多い」と話し、2台の収穫機をフル稼働させながら作業を進めています。
JAの西淳史指導員は「両品種とも肥大が進み大玉傾向が見られるため、早期収穫を呼びかけている。収穫メインのため現在の出荷量は少ないが、需要期に備えしっかりと貯蔵しピークを迎えたい」と話していました。
収穫した芋は専用の貯蔵庫に保管。寝かせることで糖度が乗って甘くなり、年明けの1~3月に出荷ピークを迎え6月まで続きます。