きくちのまんま新聞

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菊池地方の五穀豊穣に感謝 菊池市菊池神社抜穂祭 五穀豊穣に感謝し「ヒノヒカリ」収穫

菊池市今の菊池神社献穀田で10月12日、地域の五穀豊穣(ほうじょう)に感謝する「抜穂祭」の神事が、厳かに行われました。神社奉賛会員、JA菊池や行政の関係者ら25人が参列。

神事の後、神職による雅楽の演奏が響く中、早乙女役のJA女性職員5人と白丁姿の神社総代5人が献穀田に入り、稲穂を鎌で収穫しました。収穫した「ヒノヒカリ」は、12月17日に神社で行われる新嘗(にいなめ)祭に献上されます。

大田主の永田正一郎さん(70)は「高温続きの天候や台風などの心配もあったが、被害もほぼなく、良いでき。無事に実り、収穫を迎えることができて良かった」と笑顔をみせました。

早乙女役の職員は「初めて稲を刈った。暑い日差しの中、稲を刈る大変さを実感できた」「改めて食の大切さを感じた。米を積極的に食べていきたい」と話していました。