きくちのまんま新聞
2022.10.16
カスミソウ出荷始まる 品質強化で求められる花作り JA菊池花卉部会
JA菊池管内で宿根カスミソウの出荷が9月中旬から始まっています。JA花卉部会は、44戸が20ヘクタールを栽培。9月は16戸が出荷し、10月下旬から出荷本番を迎えます。
部会にカスミソウ専門委員会を設け、日持ち試験などを継続しており、検査員による入念な検査で出荷進めます。
同部会の主力品種「アルタイル」は、栽培面積の8割を占め、花粒が大きめで、白さが際立ち、アレンジや花束、生花など、幅広い材料として人気です♪染めカスミソウなどの注文も増えており、市場での評価も高いです。
菊池市泗水町でカスミソウを栽培する久川裕徳さん(46)は就農21年目。妻と両親4人で60アールを栽培しています。
久川さんは「9月になっても気温が高い日が続き、開花が早まっている。適期収獲を見極めながら、急ぎ収穫を行っている」と話しました。
JAの冨田惇志指導員は「今年度は、6月までに320万本の出荷を見込んでいる。現地検討会や全体会議なども定期的に行い、良い花づくり、消費拡大運動を強化していく」と話しました。