各部署からのお知らせ

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クリ出荷本番 厳しいチェックで信頼される産地づくり JA菊池栗部会

県内でも有数の栗の産地である菊池地域で、栗の出荷を迎えています。JA菊池栗部会は、個別で行う収穫後の水処理と選別の徹底、更にJA北営農センターでの荷受で品質を厳しくチェック。生産者の個人格差をなくし、菊池栗の信頼される産地づくりを目指しています。

 

早生品種「丹沢」の加工用出荷が8月20日に始まり、青果出荷が29日から始まっています。9月に入ると「杉光」「ぽろたん」、20日過ぎに「筑波」「利平」「銀寄」「美玖里」と続き出荷ピークを迎え、10月上旬まで出荷し、本年度の出荷量は110トンを見込んでいます。

 

後藤敬一部会長は「ぽろたんを定植して10年を過ぎ、木の勢いもあり、いいクリに仕上がっている。天候にも恵まれ他の品種も品質良好。台風の来ないことを祈る」と話しました。

 

JA担当職員の宮川翔さんは「部会員が個別で徹底して行う収穫後の水処理は、病害虫・腐敗果の軽減、鮮度保持に繋がっている。集荷時には専門の検査員が品質検査、階級決めを徹底して行う」と話していました。

 

部会のクリは、お菓子用のペースト状に加工する専門業者への出荷も行います。「ぽろたん」は1~2カ月氷温冷凍することで甘みを増す「冷凍ぽろたん」として3年前から通販業者と提携し、販売数量を伸ばしています。