きくちのまんま新聞
2022.08.24
風通しの良い職場づくり 職員協力し合い技術向上
JA菊池は職場の少人数グループで活性化につながるアイデアを話し合う小集団活動を展開し、「活力ある職場づくり」と「利用者の満足度向上」につなげています。アイデアは食農教育活動や新商品開発など多種多様。元々は職員同士のコミュニケーション向上や業務の効率化といった職場の活性化を目的に始めたが、地域貢献活動にも広げています。
小集団活動は自分で考え行動する職員の育成を目的に2011年から取り組んでいます。地元の農畜産物をPRする「きくちのまんま食・農祭」は、同活動のアイデアからヒントを得て実現し、地域に定着しています。
JAは2021年度の活動内容を審査し、7月30日に開いた役職員コンプライアンス(法令順守)研修会で4グループを表彰し、発表も行いました。
菊陽中央支所は、捨てられる花でドライフラワーを作り、JA利用者に日頃の感謝を込めプレゼント。持続可能な開発目標(SDGs)の一環として、花のロスを減らすためにも取り組みました。職員の団結力が強まっただけでなく、JAのイメージアップにも繋がりました。畜産部は職員で試行錯誤しながら「えこめ牛」と「りんどうポーク」を使用したパテを挟んだハンバーガーを作りました。JAのイベントで販売し、JAの畜産物を新商品としてアピール。活動を通して、職員の絆も強まりました。合志中央支所はJAバンクを知ってもらう取り組み、西合志中央支所は花いっぱい運動の取り組みをそれぞれ発表しました。
JAの三角修組合長は「職員同士が意見を出し合い、情報を共有することが大切。何でも相談しあえる職員関係であってほしい。今後も職員が自分たちで風通しの良い職場を作り上げてほしい」と激励しました。