ほっと一息

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2022.08.08

お天気カレンダー 入道雲

JA広報通信7月号

気象予報士●檜山靖洋

 

 太平洋高気圧に覆われ、晴れて暑くなる日が多い時期です。日本の夏は、気温も湿度も高く、独特の蒸し暑さがあります。この蒸し暑い空気が元となり、入道雲を作ります。夏の空には、平べったい雲より、もくもくと縦に広がる雲がよく見られます。

 入道雲を観察するのは楽しいものです。じーっと見つめていると、短い時間でも形を変え、どんどん背高く発達します。また、入道雲は、猫や犬、鯨など、動物の形に見えたり、暑い日には、おいしそうなソフトクリームに見えたりして、小さな子どもたちも喜んで、雲の観察をするのではないでしょうか。

 少し離れた所にある入道雲を見て、雲のてっぺんが横に広がるようになると、かなり発達している状態です。その雲がやって来て自分のいる場所の上空が暗くなったら、雷雨の合図です。空をよく観察することは防災にもつながります。

 

 

気象予報士・防災士 檜山靖洋 ひやまやすひろ

1973年横浜市生まれ。
明治大学政治経済学部政治学科を卒業後、印刷会社に就職。
1999年に気象予報士を取得し気象会社へ転職。
2005年からNHKの気象キャスターに。
朝のニュース番組「おはよう日本」の気象情報に出演中。