きくちのまんま新聞

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オクラ出荷 こまめな管理作業で品質良好 JA菊池オクラ部会

JA菊池管内でオクラの出荷ピークを迎え、品質良好で順調に出荷しています。こまめに行う栽培講習で部会員の意識統一を図ります。品質の良さと夏場の健康野菜として高値で取引されており、日量3000~4000パック(1パック:100㌘)を関東方面に出荷しています。

 

 

管内でのオクラ栽培は、10数年前から高齢者対策の軽量野菜として、また、夏の所得確保として始まりました。栽培当初は少人数で、主に栽培する作物の合間に作っていました。10年前に部会を発足し現在、部会員41戸、4、5ヘクタールを栽培(露地栽培3、3ヘクタール、ハウス栽培1、2ヘクタール)しています。

今年からオクラ栽培を始め1、5アールを管理する森慎一郎さん(46)は「6月上旬に初めてオクラの花が咲いたときは感動した。オクラが実り収穫が出来るようになるとうれしくて、採れたてをかじり味を確認。うまいとまた感動」と笑顔を見せましたが、梅雨明けが早く訪れ、夏の猛暑には悩まされているそう。「管理作業を再確認しながら、11月まで頑張って収獲していきたい」とオクラの管理作業を始めました。

JA北営農センターの岩根正孝指導員は「オクラ栽培は、生産者とJA職員の連携と積み重ねで、サブの作物から主力品種に変わってきた。これからも、オクラといったらJA菊池といわれるように指導・販売に力をいれたい」と話しました。